話のうまい人
最近話のうまい奴に会うことが多くなった。
これは、小学校、中学校、高校時代とは明らかに一線を画する。
サッカーに例えると、一部の人にはよくわかると思う。
サッカー入門なんていう本に書いてあったんだけども、
日本人はボールをカットしたら
1、トラップ
2、足元に落とす
3、周りを見る
4、けりやすい位置にボールをよせる
5、パスorシュートorドリブル
こんな感じ。
ブラジル人はボールをカットしたら
1、トラップ
2、パスorシュートorドリブル
この強烈でやけに日本人とブラジル人を偏った見方をした例が非常に合う。
話のうまいやつ、ことおもしろい話に限っていえば、
必ずボケといっていい、ありえないネタをふってくる。
例えば、
A君太郎さん「なんでお前そんなに頭いいの?」
B君太郎さん「必ず三食お魚食べてるから」
A君太郎さんは普通の人だったら、
(え、)
(三食魚食べてんのか)
(・・・ほんとか?)
(探りを入れてみよう)
となり、
A君太郎さん「魚っておいしいよね」
なんていう話のつなげ方をする。
A君太郎さんがまじめな人だったら。
(え、)
(魚って確かに頭がよくなるってきいたことがあるな・・・)
(☆しめしめ、しめさばだ☆、こりゃあいいこときいたぞ)
A君太郎さん「へーやっぱ影で努力してんだなー」
とかわけわかんないこと言い出す。
これが話のうまい奴だと違う。
A君太郎さん「なんでお前そんなに頭いいの?」
B君太郎さん「必ず三食お魚食べてるから」
A君太郎さん「基本はアジ?お前あんま金ないもんな」
B君太郎さん「お前なめんなよ、うち、実家魚屋だ」
A君太郎さん「でもお前今は下宿だからアジなんだろ」
B君太郎さん「実家から送ってきた開きが冷凍庫に150枚眠ってんだよ」
Q君太郎さん「へーあたしアジ食べたい、今度行くー」
B君太郎さん「冗談だよ。」
とかなるよね。
なんかさ、すげーのっかるっていうか、
ぼけを拾って高めて返してまたそれを繰り返すっていう一連の流れが、
早いから、すげー内容のない話をすげー濃く話してるのがうける。
あんま意識してなかったけど、
日本と他国の笑いの違いって、このラインの違いな気がする。
日本ってこういう会話でのボケがすごい繊細だと思う。
拾う方は、「お魚」っていうところに、
”お”がついてるかいないかで全くボケととるかまじめととるか変わってくる。
ボケていることをかすかに匂わせて、それを拾ってもらえることを期待する。
拾われればそれだけで、相互の共通基盤の確認ができるし、
話ができるやつだななんて思われる。
とかいうのをそのまんま記号修辞論のレポートに書こう。
役に立たないようなことも、
意識をとめておくことができるようになっただけプラスなんじゃねえかなー。
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あ。更新されてる。
いいお話で涙が出ました。
ありがとう。
落ち込んでいたので癒されました。