親不知
昼飯に回転ずしをくっていたら、
ビチっ!といういやな音が口の中から。
親不知が歯茎をのしあげた音。
強烈な痛みで二貫目のアジが食えねえ。
口が指一本分くらいしかあかんのですよ。
回転寿司で150円しか食わずに退散。
ふうふういいながら、家の近くの富田歯科に駆け込んだ。
受付の兄さんが黒くてイケメンでうける。
問診を受けるものの、しゃべりがあほっぽくなってしまい、
しゃべりがあほっぽくなってしまった。
歯医者のおねえさんはたいてい美人が多い。
あほっぽくなったしゃべりを駆使しつつ、
うまいこと笑かしてすばらしい時間をすごした。
お口の中を見られるから、そうでもしないと恥ずかしいのよ。
診察の結果は歯茎をものの見事につきやぶりつつあり、
歯茎は腫れてこれは痛いでしょうとのこと。
腫れをしずめないことには処置ができないので、
お薬で三日間過ごしたのち、抜歯左右二本いきます。
家主を痛めてまで生えてきて、
ものをかむためにまったく必要の無い親不知。
うまいこと名をつけたもんだなあと待合室で感心した。
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いままで、たぶん意味違うだろうなぁとはうすうす気づきながらも、親が死んだころに生えてくるから親知らずなんだと思っていたスズキであった。